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2023年05月26日(金曜日)
大井川知事 全国的に医師足りず偏在を解消すべき
医師の働き方改革を踏まえた文部科学省の「今後の医学教育の在り方に関する検討会」が、5月26日、スタートし、委員としてオンラインで出席した茨城県の大井川知事は、全国の医師不足の実態を踏まえ、地域枠を増やすだけの政策が頭打ちで医師がいる地域や科の偏在を解決すべきとの考えを示しました。
検討会は、医師の働き方改革を進める改正医療法が来年(2024年)4月に施行されるため医師の教育時間の短縮による研究力の低下の解消方法などを検討するものです。
大井川知事は、全国知事会から唯一の参加で、医学部を設置している大学の教授らに交じり、地方行政の立場から発言しています。
検討会による今年(2023年)秋の中間とりまとめに向けて、大井川知事は、「医学教育は命に直結する社会のニーズにどう応えるか」などと述べました。