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2023年05月23日(火曜日)
茨城県…モデルナBA1ワクチン 2万8250回分廃棄
茨城県は、新型コロナウイルスのオミクロン株「BA1」に対応したモデルナ社製のワクチンが有効期限を迎え、2万8千250回分を廃棄しました。
財務省が示したワクチン購入予算額を総契約数で割った1回分の金額は、2725円で、廃棄分は単純計算でおよそ7700万円になります。
茨城県ワクチン接種チームでは「ニーズが変化したことが影響した」などとしています。県ワクチン接種チームによりますと、廃棄したモデルナ社製の2万8千250株は、国から配分されるものとして2022年9月上旬に引き受けを決定し確保しました。しかし、直後の9月の下旬に、オミクロン株「BA4」と「BA5」に対応したファイザー社製のワクチンも割り当てられたことから、備蓄として確保していましたが、5月20日に接種期限が切れたため廃棄することを決定しました。