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2023年05月22日(月曜日)

「インクルーシブ遊具」設置の広場整備  障害の有無関わらず楽しく 常陸大宮

年齢や障害の有無に関わらず誰もが遊びやすい「インクルーシブ遊具」を設置した広場が、常陸大宮市の道の駅常陸大宮「かわプラザ」に整備されました。

「かわプラザ」でお披露目された「インクルーシブ遊具」のインクルーシブとは「包括的な」という意味で、障害の有無や体格差にかからわず、どんな子供も楽しめるよう設計されました。

この日は、テープカットをして、完成を祝いました。段差がない、回転遊びができる遊具のほか、クッション性のあるゴムチップ舗装で転倒や転落による大けがを防ごうという工夫も施されました。

鈴木定幸市長は「微力だがしっかり協力したい」と述べました。

セレモニーに参加した、市立大賀小学校と大賀保育所の子どもたちがさっそく、遊具で遊びました。子どもたちは「楽しい(何が一番楽しい)滑り台カートとかが楽しい」と話しました。

保護者は「またいっしょに来たいと思います」などと話していました。遊具は、37年前から市内で赤ちゃん誕生育樹キャンペーンを行っている育児用具大手の「ピジョン」からのふるさと納税を財源に整備されました。ピジョンの北澤憲政社長は「分け隔てなく楽しめるよう安全面と楽しさにこだわった内容。仲良く楽しく遊んで下さい」と語りました。

子どもたちの新たな遊び場に、特徴や個性が際立っています。

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