水戸・偕楽園　県内初のパークPFI活用 カフェ・レストラン併設の結婚式場オープン

賓客をもてなしたり、結婚式を開いたりできる機能を備えた「The迎賓館偕楽園別邸」が日本三名園の1つ、水戸市の偕楽園・月池のそばに完成し、大井川知事などが出席して、5月18日、オープニングセレモニーが開かれました。

「The迎賓館偕楽園別邸」は整備を進めてきたもので、地上2階の建物です。レストランや結婚式場など賓客をもてなす機能を備えています。公園の整備などに民間資金を活用する「パークPFI」を茨城県内で初めて導入し、整備されました。運営は、佐賀県伊万里市に拠点をおきブライダル事業を展開する「IKKホールディングス」が請け負います。18日は、150人が出席してオープニングセレモニーが開かれました。

12月に水戸市で開催される「G7・内務安全担当大臣会合」では、賓客をもてなすために活用することが検討されています。また普段、チャペルとしても利用できる多目的ホールからは、3面張りのガラス越しに好文亭を臨むことができます。夜の挙式は、周辺の木々がライトアップされる中で開くこともでき、19日からは、予約なしで利用できるカフェがオープンします。