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2023年05月15日(月曜日)

ユニセフ・キャラバン・キャンペーン 副知事・教育長とのメッセージ交換

子ども達が直面している世界の課題や子どもの権利に関する理解を広げようと茨城県で5年ぶりに行われている、「ユニセフ・キャラバン・キャンペーン」で日本ユニセフ協会、学校事業部の鈴木有紀子副部長らが5月11日茨城県庁を訪れ、小野寺俊副知事や森作宜民教育長とメッセージ交換をしました。

ユニセフと小野寺副知事によるメッセージ交換の様子で、ユニセフの鈴木有紀子副部長は、紛争や気候変動の深刻な影響が世界中に及んでいるといった状況を説明し、「持続可能な未来を守るためにも今を生き日々成長する子供たちへの支援の大切さを訴えたい」と話しました。

また、先月施行された子ども基本法にも触れ、世界と日本の子どもたちのためのユニセフ事業に対し理解を求めました。これに対し、小野寺副知事は長引くウクライナ情勢や世界的な物価高騰などに憂慮するとしたうえで「ユニセフの活動は国際社会の一員としての自覚を一層高めるもので、誠に意味深い。子供たちが自ら考え新しいことに挑戦し、未来を切り開く力を育む教育を更に充実させたい」と応じました。

また、ユニセフから森作教育長に対してユニセフの鈴木副部長は「子どもの権利を大切にする教育を進め、地球的な視野で問題解決に取り組み、人権を守ることもできる人材の育成を訴えたい」と話しました。

これに対し、森作教育長は「命の危険にさらされながら生活している子供たちがいることを紹介していただけることは、国際教育、道徳教育、ボランティア活動等の推進に大きな力を与えていただける」と応じました。

今回のユニセフの来訪を機に、豊かな心をもってたくましく生きる子供たちの育成に一層力を注ぎたいと述べました。

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