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2023年04月28日(金曜日)

春の褒章受章者 県内から16の個人・団体

2023年年春の褒章が発表され、茨城県内の関係者は、15人と1団体が受章の栄誉に輝きました。 

このうち、進んで社会奉仕に従事した人に贈られる緑綬褒章は、常陸太田市の奉仕団体「金砂郷おむすびの会」が受章しました。30年近くにわたり幼い子供や高齢者に向けた絵本や紙芝居などの読み聞かせの活動に取り組んでいます。認知症の理解を深めてもらおうという寸劇を披露することもあります。井坂さと美代表は「緑綬褒章の受章は思いもよらなかった。全世代が避けて通れない課題を伝え続けたい」などと話しています。

また、長い間1つの仕事に励み模範となった人に贈られる黄綬褒章は、高齢者介護の生活支援員で小美玉市の石毛延江さん、造園の名工で、笠間市の大平晶さん、教科書供給業務を続ける下妻市の塚越賢次さんの3人が選ばれました。そのほか、更生保護や消防、調停、民生委員といった公共の仕事に尽くした人に贈られる藍綬褒章も12人が受章しました。発令は4月29日付けです。

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