守谷市 カーボンニュートラルガス導入 茨城県内初

守谷市は、地球温暖化の原因の二酸化炭素の排出量が実質ゼロの「カーボンニュートラル都市ガス」を導入します。対象は市役所など3つの施設で、茨城県内の自治体がカーボンニュートラル都市ガスを導入するのは初めてです。市役所の庁舎と公民館2カ所の合計3カ所に導入、東部ガスが供給します。3つの施設は2021年度、給湯室や調理室で合計73立方メートルの都市ガスを使用しました。カーボンニュートラル都市ガスに置き換えることで年間およそ204キログラムの二酸化炭素の削減効果が期待できます。

守谷市は2020年、ゼロカーボンシティを実現する目標を掲げました。都市ガスの導入で目標実現を後押しします。カーボンニュートラル都市ガスは、天然ガスの採掘から燃焼までに発生する二酸化炭素を森林保全などの支援を通じて得たカーボンクレジットで相殺します。カーボンニュートラル都市ガスは排出量の実質ゼロを達成した都市ガスです。