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2023年04月21日(金曜日)
新型コロナ9波が夏か 臨機応変にやるだけ
5月感染症法上の5類に引き下げられる新型コロナについて、茨城県医師会の鈴木邦彦会長は、第9波の発生が想定されるとの専門家の見方を受け、夏ごろから臨機応変の対応が必要になるなどと警戒感を示しました。4月21日開いた定例会見でこたえました。
厚生労働省の専門家会合が、2022年11月から2023年1月までをピークとした、第8波を超える第9波が発生する恐れに、今週、言及したことを踏まえたものです。感染拡大を感知するのがこれまで以上に難しくなる懸念も示唆しました。県医師会などでは、新型コロナの5類引き下げへ向けて、これまでの1.5倍にあたるおよそ1300の医療機関で対応できるよう診療実績がない医療機関に対し研修を進めるとともに、かかりつけ以外の患者やこどもへの診察、電話対応をしてもらえるよう呼びかけを進めています。