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2023年04月15日(土曜日)

あす開催 かすみがうらマラソン 気持ちよく走って!久しぶりのボランティア

1万5千人が駆け抜ける、16日のかすみがうらマラソンを支えるのが、3千人を超えるボランティアです。
かすみがうら市の霞ヶ浦中学校の34人の生徒も参加し、中学校としては、4年ぶりのボランティア活動です。
20キロ、22.5キロ、25キロ地点の給水所でランナーの背中を押す、熱い応援を繰り広げます。

政府は、新型コロナの感染症法上の位置付けを来月から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げます。スポーツ会場で3年ぶりに満席でも声出し応援が認められたことを受け、教員が運動部の生徒らにボランティアへの参加を呼びかけました。霞ヶ浦中学校は、コロナ禍前は毎年、ボランティアに参加していましたが、コロナ禍で大会が中止になったため、今回参加する生徒で経験者はいません。不安もある中で、4年ぶりの参加をとりまとめた剣道部顧問の市川敦教諭は「子どもたちがボランティアに参加することで、部活動は誰かに支えられ、応援してもらえているから頑張れることを学んでもらいたいと思った。ランナーにエールを送ることができるようにしっかり取り組んでいきたい」と話します。34人という参加人数はコロナ禍前と同じ規模だということで、生徒たちは明るくランナーを迎える準備をしています。

給水所を含めたエイドステーションはかすみがうらマラソンの名物としてランナーにはよく知られていますが、2006年から、かすみがうらマラソンをメインスポンサーとして支える日立建機の土浦工場では、今年もランナーに気持ちよく走ってほしいと7.5キロ地点で従業員らが思いをこめて給水します。                                         茨城総務グループの田宮梨花さんは「ランナーをお迎えできることを心から楽しみにしてます。沿道から精一杯応援するので、全力で楽しんで」と話しています。

 

写真:2019年のかすみがうらマラソンで日立建機が開設したエイドステーション

4年ぶりで、エイドステーションに参加するスーパーのカスミは44人のスタッフが35キロ地点でのどごしがよく飲みやすい人気の「おしるこ」を提供します。環境社会貢献担当マネジャーの小島雅弘さんは「今年初めて参加という社員も多い。お客様をお迎えする気持ち、応援する気持ちをもって」と述べ、ボランティア活動への参加が、従業員同士の交流にもつながると話しています。

写真:2019年のかすみがうらマラソンでカスミが開設したエイドステーション

16日のかすみがうらマラソンではこのほかにも、霞ヶ浦湖畔の沿道の家々が思い思いの補給食を用意します。
温かい応援と心づくしの補給食がランナーを支えます。

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