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2023年04月14日(金曜日)

水戸地裁・ゆうちょ銀行・パワハラ訴訟  訴えの一部認め、55万円賠償命令

上司や同僚からおよそ10年に渡り、パワハラやいじめを受けたとして、勤務していたゆうちょ銀行に対して、元職員の男性が1億1000万円の損害賠償を求めた裁判で、水戸地方裁判所は、訴えの一部を認め、55万円の賠償を命じました。

起訴状によりますと、ゆうちょ銀行元職員の大森雄介さん68歳は、ゆうちょ銀行に勤務していた2007年から2018年にかけて、上司から退職や減給を強要される、また同僚から暴言・暴行を受けたと主張していました。原告側は、判決を受けて、「求めていたものとは程遠いが、ゆうちょ銀行という公的企業相手に訴えが一部認められたという意味では、訴訟した意味は小さくなく、意義があった。」とコメントしました。 控訴に関しては、近日中に決めるという事です。

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