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2023年04月13日(木曜日)
茨城県警・3年振り対面で署長会議 県内27の警察署長が出席
茨城県警は、今年1年の重要課題について話し合う警察署長会議を開き、犯罪の早期摘発、迅速で効果的な初動捜査に 重点的に取り組むことを確認しました。
会場の茨城県警察学校には、県警の各部長や県内の27の警察署長などおよそ100人が集まりました。新型コロナウイルスの影響で、リモートでの開催が続き、警察署長が対面で集まるのは3年ぶりです。
一瀬圭一本部長は、訓示の中で、「県民に大きな不安を与え、生活の平穏を脅かす、殺人、強盗、放火などの重要犯罪、あるいは性犯罪等が認知された場合には、本部とも連携して現場鑑識活動や現場周辺の防犯カメラ映像の収集を組織的に実施するとともに、高度化が図られている通信指令システム等の持つ様々な機能を効果的に活用し、被疑者の早期検挙に努めていただいきたい」また、人口10万人当たりの認知件数が、去年に引き続きワーストとなっている住宅侵入窃盗や、自動車盗については、「自動車盗や住宅侵入窃盗は、広域かつ連続的に発生する傾向があるため、事案を認知した場合は、新たに設置された機動捜査支援課と緊密に連携し、被疑者の追跡、防犯カメラ画像の収集・解析等を迅速に推進し、早期検挙による被害の拡大防止に努めていただきたい」また、統一地方選での重点項目として「厳正公平な取り締まり」と「選挙の公正の確保」を挙げました。