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2023年04月12日(水曜日)

石岡、帯状疱疹ワクチン助成 県内初

高齢者に多いとされる感染症の帯状疱疹について、石岡市は、2023年度限定で50才以上の市民を対象にワクチン接種費用の一部を補助することになりました。同じ4月開始した小美玉市などと同様、茨城県内では初めての取り組みということです。

帯状疱疹とは、免疫力の低下が原因で潜んでいたウイルスが活発化し、発疹が神経に沿って帯状に広がり続け稀に強い神経痛が後遺症になる感染症です。80才までに3人に1人が罹るといわれています。高齢化率が34.6%と県平均より4ポイント高い石岡市では、帯状疱疹の罹患者が年間300人ほどいるとみられるということです。

石岡市健康増進課によりますと、帯状疱疹については、国が定期的な予防接種の議論・検討を進めているものの、現状、生ワクチンで1回あたり8000円、不活化ワクチンで1回あたり2万円の費用がかかります。石岡市で2023年年度に限り、1回あたり4000円分を補助するということです。

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