茨城大付属小・いじめ問題　 知事は対応批判　学長は教育長訪問

水戸市の茨城大教育学部付属小学校がいじめの「重大事態」に関する文部科学省への報告を長期間行っていなかった問題で、大井川和彦知事は4月12日の定例記者会見で、学校側の対応に対し、「ありえない対応だ」と批判した上で、「県として看過するわけにいかない」と詳しい説明を求める考えを示しました。

また、茨城大学の太田寛行学長など4名は、12日午前に県庁を訪れ、教育長に現状の報告を行いました。付属小学校は、今後、第三者委員会を設置し、いじめの詳細や学校の対応を調査する方針です。