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2023年04月06日(木曜日)

いばらき原発県民投票の会が活動再開

市民団体 「いばらき原発県民投票の会」 が、東海第2原発の再稼働の是非を問う県民投票条例の来年の制定を目指し、4月6日、会の活動を再開すると発表しました。

3年前にも、必要な署名を集め、条例制定を直接請求していますが、県議会では、賛成少数で条例案は否決されています。日本原子力発電の安全対策工事の完了時期の見込みを来年9月と仮定し、来年1月に署名活動を始め、6月の県議会での審議入りを目指します。直接請求するのに必要な署名4万8091人を上回り、前回の倍近くとなる15万筆の署名獲得を目指します。4月から、有識者の講演会、前回の活動を収めた記録映画の上映会、県民投票カフェなどを展開し、署名活動の軸になる受任者の獲得に当たります。東海第2原発は2018年、再稼働に必要な規制委員会の審査に合格しました。40年を超える運転の認可も得ていますが、地元の同意手続きや避難計画づくりは難航し、再稼働の時期は見通せません。水戸地裁はおととし3月、避難計画の不備を理由に運転を認めない判決を言い渡しています。

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