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2023年04月04日(火曜日)

港湾脱炭素化推進計画を作成 全国初

官民連携による脱炭素エネルギーの供給につなげようと茨城県は、全国で初めて、重要港湾とされる茨城港と鹿島港の港湾脱炭素化推進計画を作成しました。

これは、2022年12月に法律が改正され港湾の整備・管理を定めた国の基本方針が告示されたことから、県は、これまで「仮」としていた計画をこのほど正式決定したものです。茨城港と鹿島港の港湾脱炭素化推進計画では、2013年にくらべた二酸化炭素の排出量を2030年に46%減らし、2050年にゼロにするカーボンニュートラルを目標としています。そのため、次世代エネルギーのサプライチェーン・供給網の拠点化を目指し,水素やアンモニアなどが大量輸入・貯蔵可能な受け入れ環境の整備を目指します。あわせて、港湾に立地する工業や、トラックなど運輸業者、関連企業と連携し港湾のターミナル機能を高度化させ魅力向上,競争力強化を図ります。さらに、洋上風力発電や植物などによるバイオマス発電、太陽光発電、LNG液化天然ガス、リサイクルプラスチックも導入するなどと取り組みの方針を示しました。

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