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2023年04月04日(火曜日)
茨城県で初めて介助犬の給付 つくば市在住の女性 知事表敬訪問
手や足に障害がある人の日常生活を助ける介助犬が茨城県内で初めてつくば市在住の女性に給付されることになり、3月31日、この女性と介助犬、それに日本介助犬協会の担当者が茨城県の大井川和彦知事を表敬訪問しました。
介助犬を給付されたのはつくば市に住む青戸有紀さん41歳です。青戸さんは「遠位型ミオパチー」という筋力が徐々に低下する指定難病により、車いす生活を送っています。生活をサポートする介助犬は、3歳のメスのラブラドール・レトリバー、「クレア」で、およそ1年間、訓練を受けました。
日本介助犬協会によりますと、盲導犬は主に視覚に障害がある人を補助するのに対し、介助犬は、手や足に障害がある人を補助します。指示されたものを持ってくることや、ドアの開け閉め、不測の事態が起きたときに人を呼びに行くなどして、生活をサポートするということです。
大井川知事は、「介助犬がいることで外出の機会が増え、生活が潤うのは素晴らしいことだ」と声をかけていました。