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2023年04月03日(月曜日)
茨城県警 3つの新組織発足 迅速に対応
茨城県警は、サイバー犯罪を専門とする「サイバー戦略推進室」、ストーカー、児童虐待、ドメスティックバイオレンスなどに対処する「人身安全対策課」、防犯カメラなどの映像を活用した捜査を強化しようという、「機動捜査支援課」をそれぞれ設置し、迅速な対応に乗り出しました。
このうち「サイバー戦略推進室」は主にインターネットを利用した犯罪発生の防止や、サイバー犯罪へ対応する人材育成を担います。「人身安全対策課」は増加するストーカー、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待の事案に対応するもので、早期に危険性を判断し、迅速な対応につなげるのが狙いです。「機動捜査支援課」は、事件や事故の現場などにある防犯カメラの映像を収集し分析する捜査を強化しようと、新たに設置されました。防犯カメラなどの映像を分析する捜査支援室、初動捜査などにあたる機動捜査隊と現場の警察官に犯罪に関する情報などを提供する照会センターの3つの部署を統合する形で新設されました。「機動捜査支援課」だけで配属される人員は 100人になりました。
4月3日は、合同発足式が行われ、一瀬圭一本部長は、「職員一人ひとりが、自らに課された責務を良く自覚して、安全安心を実感できる茨城の確立に寄与する事を期待している」と訓示しました。