ニュース
2023年03月28日(火曜日)
茨城県部活動改革「高校上限2時間」猶予・特例措置期間も、現場へ理解呼びかけ
茨城県が進める公立学校の部活動改革に関し、練習時間の厳格化を、新高校3年生が引退する今年夏まで猶予することについて、茨城県の森作宜民教育長は猶予期間にも部活動改革の趣旨を学校や生徒、保護者に理解してもらえるように努めると述べました。
県教育委員会は、教員の過重労働にもつながる部活動について、新高校3年生が引退する今年夏以降から、「平日に上限2時間」「週末・休日は上限4時間」とするほか、1週間あたりの休養日も「平日・休日とも1日以上」に改定する方向性を示しています。一方、この方針について県高校野球連盟は、部員が多い学校は十分に練習をすることができない、などと反対を表明していました。
県教育委員会は、学校や生徒、保護者に説明する時間が不足していたとして猶予・特例期間を設けることにしていますが、今後も部活動改革への理解を呼びかけることにしています。