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2023年03月28日(火曜日)
日立建機・土浦の研究施設で竣工式 全国の研究開発拠点を集約
建設機械メーカー、日立建機の新たな研究開発拠点となる施設の竣工式が3月28日、土浦市で行われました。本社機能の移転を促す茨城県の補助金を活用したものです。
新たに新設された「エンジニアリング棟」は、地上7階建て、およそ3000人規模の従業員が働くオフィスで、ひたちなか市のほか、土浦市、兵庫県加古郡などに分散していた研究開発機能を集約し、建設機械の電動化や、自動化の研究を進めていくとの事です。総工費82億円のうち、県は、本社機能の移転補助金として日立建機に7億1000万円を支出しました。日立建機の平野耕太郎社長は、「今後も茨城県に根差した事業活動に推進し、地域社会への貢献と活性化に取り組むとともに、モノづくり技術の高度化と革新的なソリューションの開発を推進します。」とコメントしました。
日立建機によりますと、今後は、小中学校の工場の社会科見学などでも地域貢献を考えているという事です。