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2023年03月24日(金曜日)

筑波海軍航空隊戦争遺構保存検討委員会 地下指令室などからガスマスクなど500点

笠間市にある筑波海軍航空隊跡地で、地下遺構の掘削調査の結果出土した地下トンネルや指令室、それに埋蔵文化財について意見交換をする保存検討委員会が3月24日開催されました。

筑波海軍航空隊跡地は、笠間市にある「県こころの医療センター」の敷地内にあります。1934年に戦闘機などの操縦訓練を行う海軍の練習航空隊として作られ、2013年に公開された映画『永遠のゼロ』の物語上の舞台や撮影地としても注目されました。

茨城県は、地下遺構の全容を把握しようと、2月中旬から3月11日まで掘削調査を行い、その結果、地下の指令室跡からはガスマスクや食器、戦闘機の部品など合わせて500点が発掘されました。

県と委員会は、地下遺構の公開や保存に向けて今後も検討することにしています。

 

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