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2023年03月23日(木曜日)

茨城県警本部長離任会見 「自動車窃盗やニセ電話詐欺は、道半ば」

茨城県警の飯利雄彦本部長が3月27日付の異動を前に記者会見を開き、コロナ禍でも着実に業務をこなしたと任期を振り返りました。

飯利本部長はおととし9月から1年半、県警本部長を務めました。任期中に手ごたえを感じたこととして、古河市の介護老人福祉施設でおきた職員による入居者の殺人事件や、県内で相次ぐ、死亡重傷ひき逃げ事件の容疑者の検挙などを挙げました。住宅侵入や自動車窃盗、ニセ電話詐欺の対策や捜査については、「道半ばだ」と振り返りました。

去年9月に奈良県で発生した安倍元総理銃撃事件を受けた県内の警護体制については「大きな問題はなく動いている」と述べました。また、県警に対し、G7サミットの警備などを完遂して、治安の維持を継続して行ってほしいと期待を示しました。

飯利本部長は警察庁に異動し、後任の県警本部長には、内閣官房副長官補付拉致問題対策本部事務局の一瀬圭一氏の就任が内定しています。

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