ニュース

2023年03月23日(木曜日)

お金でなく時間で 茨城県 時間銀行で孤独防止

地域コミュニティーが希薄になるなか、お金に頼らずに人とのつながりを生みだす「時間銀行」のシステムを茨城県が、新年度から、モデル事業として進めることになりました。小学校や中学校区など小規模な地区でグループをつくり、この中でサービスを提供し合います。県では、制度が行き届かないきめ細かな困りごとについて、地域住民が支えあう仕組みを想定しています。

通常、私たちがなにかサービスを必要とする場合、お金を払って手に入れます。しかし、時間銀行では、金銭のやりとりはありません。サービスを提供した人は、お金の代わりに時間をもらう仕組みです。時間銀行はスペインで流行中です。20年前に始まり、広がっているということです。コロナ禍で、生活困難や孤独などの問題を、支えあって、解決しています。

県は、NPO法人などを事務局に登録者の「時間預金」を管理することを想定しています。例えば、時間銀行に登録した高齢者が、ごみ出しや買い物代行など自分では困難な作業を依頼すると、事務局は対応可能な登録者を選んでマッチングします。依頼した買い物などに3時間かかれば、依頼した高齢者は、自らの時間預金から3時間分を支払うということです。県は新年度の当初予算にNPOへの補助として、400万を盛り込み、開会中の定例県議会に提案しています。

新着記事一覧