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2023年03月22日(水曜日)

大井川知事、低投票率が続くと危険性も

去年(2022年)12月に行われた茨城県議会議員選挙の投票率が20代で20%に満たなかったことについて、大井川知事は3月22日、「現状に大きな不満がない安心感のあらわれの可能性もあるのではないか」としつつ、「低い投票率が続くと一部の利害関係者の影響が大きくなる危険な状況が起こり得る」との認識を示しました。これは、3月22日開かれた県議会予算特別委員会で茨城無所属の会の中山一生議員の質問に答えたものです。

去年(2022年)12月に投開票された県議会議員選挙は、全体の投票率が38.54%と過去最低で、20代に関しては20%をも下回りました。このことから予算特別委員会の質問に立った中山議員が、都道府県政の現状を「中二階」、いわゆる分かり辛い、見え辛い、距離が遠い存在というイメージがあるとして、大井川知事に受け止めをたずねたものです。そして、投票率向上に向けた今後の取り組みについて大井川知事は、「知事と語ろう! 新しい茨城づくり」と題した現場での対話を続けるほかツイッターやLINE、TikTokのSNSなどを活用していくと答弁しました。

茨城県内では、4月の統一地方選挙で6つの市町村長選挙と15の市町村の議会議員選挙が行われ、それに、2つの市と町では議会議員の補欠選挙も行われます。

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