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2023年03月13日(月曜日)

復興が進まない現実をこの目で 取手松陽高の生徒9人、福島で研修

取手市の茨城県立取手松陽高校の9人の生徒が、東京電力福島第1原発に近い福島県双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」などを研修で訪れ、1月に報告会で福島の現状と課題を発表しました。

福島を訪れたのは去年12月で、1年生から3年生の9人の希望者が参加しました。伝承館では津波と、原発事故の様子を映像や展示で見て、語り部から当時の状況などを聞いたほか、バスで被災地域を回ったということです。

研修を通じてそれぞれが感じ、考えたことをまとめ、生徒たちは1月、取手市内で他校の生徒らを前に、福島の現状と課題を報告しました。自分たちが見て、学び、考えた福島の現状と課題から、復興はまだ始まったばかりと認識しました。インタビューではそれぞれが、この経験を活かし、支援活動に参加したいと締めくくっていました。

 

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