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2023年03月10日(金曜日)

東日本大震災発生から12年、茨城県庁で展示会

東日本大震災の発生から、3月11日で12年を迎えます。震災の教訓を後世に伝えようと被害の様子を伝える当時の写真や資料などが茨城県庁で展示されています。 

水戸市にある茨城県庁2階の展示スペースでは、津波が押し寄せ壊れていく北茨城市の海沿いをうつした映像や、地震で割けた道や高台を覆う壁が崩落した写真などおよそ160点が展示され訪れた人が展示物に見入っていました。

県の防災危機管理課では、「記憶や経験の風化を防ぎ、後世に引き継ぐことが大切」などと展示の目的を話しています。展示は3月21日までです。

一方、水戸市のイオンモール水戸内原では、12年前の震災が発生した日にあたる3月11日、「いばらき学ぼうさい」というイベントが開かれます。仕切りや段ボールベッドの準備といった避難所体験や「防災かるたクイズ」の出題、エアロバイクによる発電など災害発生を想定した啓発が行われます。

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