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2023年03月09日(木曜日)
常総・神達市長、夜間中で初の卒業式前に
茨城県内で初めて常総市の水海道中学校に開設された夜間学級で、この春、第1期生14人が巣立っていきます。神達岳志市長は、卒業生は向学心が強く、学齢期の中学生の手本になる人もいた、などと称えました。
常総市では、市立水海道中学校に、2020年、茨城県内で初めて夜間学級を開設しました。人口6万人規模の自治体としては東日本地域ではじめての取り組みでした。いじめに遭って9年間引きこもったのち大学進学への志を持った人や、日本語もわからずに入学したあと日本で仕事をする夢を持った人など、今年度は、1期生として3年間過ごした多国籍の老若男女あわせて14人が、3月13日夕方からの卒業式を心待ちにします。
神達市長は、まもなく卒業を迎える1期生の様子などを感慨深く振り返りました。そのうえで、4年目を迎える来年度以降に向けて先生や学齢期にある中学生にも刺激を与えてくれた、とも語りました。