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2023年03月08日(水曜日)

茨城県内橋梁67か所が改修の見込みが立たず

茨城県内で原子力災害が発生した場合の避難ルートとなる橋梁について、耐震化の改修が必要なもののうち、13%にあたる67か所でその見込みが立っていないことがわかりました。橋桁が落下、崩落することはないものの、横ズレするなどして数時間通行できないことがあるということです。

これは、3月7日開かれた県議会の一般質問で、1人会派「市民ネット」の、うの のぶこ議員の質問に大井川知事が答弁したものです。

県道路維持課などによりますと、茨城県内には、およそ2800か所の橋梁があり、大地震などの災害が発生した直後の応急復旧や物資輸送、そして、原子力災害時の避難経路に応用されるのが 18%にあたる512か所です。2022年3月現在、改修は、このうち423か所で終了し、22か所で設計や工事が進みますが、67か所ではその終了の見込みが立っていないということです。

一般質問で、うの議員は、橋梁の耐震化が実行性ある広域避難計画のひとつの要素などと訴えました。

大井川知事は、可能な限り計画的に橋梁改修を進めるなどと答弁しました。

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