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2023年03月02日(木曜日)
ほしいも製造時に出る廃棄物を飼料に 茨城県の関係者らが現地視察・ひたちなか
茨城県の「フードロス削減プロジェクト」の関係者らが、食品残渣を飼料にする取り組みの現状などを把握しようと、ひたちなか市の干し芋工場を現地視察しました。
ひたちなか市の食品メーカー「幸田商店」は、干し芋を製造する際の年間およそ1万トンの食品残渣を飼料に加工し、その際、豚の餌の品質を安定させる効果がある「ギ酸」と呼ばれる物質を投入しています。飼料は茨城県内の養豚場などで使われているということです。
「フードロス削減プロジェクト」・茨城県リサイクル飼料化研究会の メンバーおよそ20人は、鬼澤宏幸社長から直接、説明を受けました。今後は、食品残渣を飼料化する取り組みを進めるカット野菜の業者などとも連携します。