食料品の「ドローン配送」 つくば市で実証実験公開

全国で「ドローン配送」の本格導入が進んでいる中、最先端技術の実証実験をまち全体で行う「スーパーシティ」に指定されているつくば市で2月27日午後、ドローンなどを使って近くのスーパーから自宅近くまで食料品を届ける実証実験が公開されました。

実験では隣のまちの牛久市のスーパーで、弁当とペットボトル入りの飲み物をドローンに積み込む作業が行われました。荷物を載せたドローンは、牛久市のスーパーを離陸、1キロ離れたつくば市宝陽台の公民館に着陸しました。ドローンは離着陸以外は全て自動運行です。食品が買えるスーパーがないこの地区は、徒歩での買い物はしにくい環境です。

つくば市の宝陽台地区では2月20日と21日の2日間、実際に住民が参加した実験が行われ、弁当とペットボトル入りの飲み物商品を近くのスーパーから自宅まで届ける実証実験や、自宅付近から最寄りのバス停までロボットの自動運転の車で移動できる実証実験が行われたということです。