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2023年02月24日(金曜日)

対話集会 開催に一定の評価 今年度の開催終え東海村長

東海村で半年にわたって実施してきた「まちづくりと原子力」をテーマにした対話集会「タウンミーティング」について、山田修村長は2月24日、開いた記者会見で「いろんな意見が聴けて、避難計画の関心も高かった」と述べ、集会の開催に一定の評価を与えました。

山田村長は「原子力についてもいろいろな意見が聴けたかな。慎重な意見だったり、村の産業にも相当かかわっていて大切だという人もいた。避難計画には大変な関心があって、一定の手ごたえはあったかなと。」

東海村では、去年10月から村内6つの地区で、再稼働の賛否にかかわらず、多様な村民が参加し意見を交わす「タウンミーティング」を小学校区単位で行っていて、24日、その結果を公表しました。山田村長は集会の開催に一定の評価を与えつつ、一方で、東海第2原発の再稼働に直接触れるような話を深掘りすることはできなかったとして、再稼働についての住民の意向の確認方法について「私が投げかけるのも必要だし、住民同士で話し合うことも必要だし、そういうのも作っていきたいが、具体的には決まっていない、試行錯誤している。」

「タウンミーティング」について、東海村では新年度も中学校区単位で開催する方針で、「村民がまちづくりや原発問題を考えるきっかけづくり」に期待しています。

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