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2023年02月22日(水曜日)
外国人による日本語スピーチコンテスト 茨城県知事賞は韓国出身の23歳男性
今年で32回目を迎える外国人による日本語スピーチコンテストが2月18日水戸市で行われ、15人の出場者が日本で感じた生活や文化の違いについて発表しました。
このコンテストは、茨城県に住む外国人に日本語で意見発表をしてもらうことで県民の国際理解を深めようと、県国際交流協会が主催しているものです。今年はベトナムやフランスなど、16か国から43人の応募がありました。このうち事前審査を勝ち抜いた15人が、18日、水戸市のザ・ヒロサワシティ会館で行われた本選に出場しました。
茨城県知事賞に選ばれたのは、韓国出身のキム・ヒョンミンさん23歳です。アルバイト先の居酒屋で知った、ひとり飲みをする人の多さ、お通し、飲み放題について発表しました。
また、審査員を務めた筑波大学スチューデントサポートセンター国際交流支援室長の櫻井岳暁さんは、講評で出場者に向けて「日本語が惚れ惚れするほど上手だった。外国人と日本人が共生して、茨城の魅力を発信し続けてほしい」と声をかけていました。