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2023年02月17日(金曜日)

つくば市、茨城県へ洞峰公園の無償譲渡最終回答

運営方法を巡って茨城県とつくば市の対立が続いた洞峰公園について、つくば市は、2月17日までに、無償譲渡を受け入れるとの最終的な結論を記した文書を所有者の茨城県に提出しました。

関係者によりますと、文書は、2月16日付けで出され、協議開始へ向けた依頼文のほか、2月14日に開かれた市議会全員協議会で挙がった質問や要望の議事録が添えられていました。依頼文などを受け取った茨城県都市整備課では、これらの扱いについて、「内部で検討する以外は何も言えない」としました。

洞峰公園については、老朽化する体育館やプールなどに必要な修繕費用が、今後10年は、毎年およそ7800万円と試算されています。つくば市が自然環境や治安の維持を主張しており、無償譲渡への双方の協議が合意すれば、グランピング場を作って収益性がある公園に改編する茨城県の考えが白紙になります。

つくば市は、協議の終了は早くても、新年度(2023年度)になるのではとみています。

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