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2023年02月15日(水曜日)

水戸市産の米粉と米麺で新製品 ウクライナ侵攻後、小麦価格高騰背景に

小麦粉の代わりに米粉を使った商品を 開発・提供し、お米の消費拡大を目指そうという取り組みが水戸市で行われています。2月14日、水戸市内10の飲食店などが集まり、水戸市産の米粉を活用したパンやケーキ、パスタなどメニューの発表会が行われました。

この取り組みは、「福米粉プロジェクト」と呼ばれ、水戸市やJAなどからなる事務局と、生産者、飲食店、大学などが連携し去年4月に始まりました。2月14日行われた米粉商品発表会には、米粉を生産しているTSUNEZUMI麺′S部長の海老澤隆さんも参加しました。

小麦の価格は、ウクライナ侵攻などによって高騰しています。一方で、ひとりあたりの米の消費量は、ピークだった1962年は118キロでしたが、2020年には半分以下の50キロほどに落ち込んでいます。水戸市はプロジェクトを通して市内の米の消費拡大を目指したい考えです。福米粉プロジェクトに参加している飲食店の情報は、水戸市のホームページで確認してほしいとしています。

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