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2023年02月14日(火曜日)
常総学院高校のバルザー・ブライアン投手 マイナー契約でパドレスへ
(写真提供:常総学院)
高校野球の強豪、常総学院高校3年のバルザー・ブライアン投手が大リーグのパドレスとマイナー契約を結び、2月14日、アメリカへ向けて出発しました。
学校によりますと、ブライアン投手は、身長1メートル83センチ、体重89キロの右投げの投手です。アメリカ・ニュージャージー州に生まれ、小学3年からは、常陸大宮市で育ちました。常総学院高校に入学してからは、高校2年の夏に野手から投手に転向し、魅力は最速154キロのストレートです。右ひじを故障した影響で高校3年間の公式戦の登板は1イニングに終わりましたが、2022年11月に右ひじの靭帯再建手術を受けた後はリハビリを続けており、大リーグのパドレスからは、将来の伸びしろを評価されたということです。常総学院高校で2月13日開いた報告会で、ブライアン投手は「小さい頃からメジャーリーガーになると言ってきた。実現しなければいけない。いつかはパドレスを代表する投手になりたい」などと抱負を述べ、2月14日アメリカへ向けて出発しました。
常総学院高校野球部の島田直也監督は、「日本のドラフトにかからなくてもアメリカの球団の人が見ていた。夢のある凄い世界に挑戦する、リハビリは1年かかるかもしれないが、何とか頑張って精一杯やってほしい」などとブライアン投手へ期待の言葉を贈りました。