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2023年02月13日(月曜日)
2022年 茨城県・刑法犯認知件数 20年ぶり増加 県警まとめ
茨城県警は去年把握した「刑法犯」が、おととしの件数より12%多い1万5986件と、20年ぶりで増加に転じたと発表しました。
万引きなどの「窃盗犯」などが増え、新型コロナ対策の行動制限緩和が影響したと見られています。「刑法犯」は、殺人や窃盗・詐欺など、刑法で定められている犯罪です。認知件数のうち、窃盗犯が全体の73%を占めて1万1638件。また、窃盗犯の中でもマンホールのふたなどが盗まれる「金属盗」が1632件と全国で最多の件数を記録しています。殺人や強盗などの「重要犯罪」も212件で、前の年より増えました。県警による犯罪の検挙率は31.2%と、前の年から9.7ポイント下がり、全国46位ということです。
一方、茨城など全国各地で住宅に侵入し、現金などが盗まれる事件が相次いでいるため、市民に対し、鍵かけの徹底や窓ガラスの強化、屋外の防犯の強化など、容疑者が嫌う防犯対策の徹底を呼びかけました。