妻への殺意否認　トルコ国籍の男、水戸地裁

2021年8月、常陸太田市で妻の首を刺して殺害したとして、殺人罪に問われたトルコ国籍のクル・メメット被告31才は2月7日、水戸地裁の裁判員裁判の初公判で妻を刺したことを認める一方、殺意を否認しました。

起訴状によりますと、2021年8月11日、常陸太田市内を走行中の自動車内で、妻の咲さん当時25才の首をナイフで刺し、殺害したとしています。

咲さんは負傷した状態で下河合町のコンビニ駐車場に止めた車から降り、搬送時、首に刃物が刺さっていました。目撃情報やクル被告の供述から、2人は咲さんの運転する車で店に来たとみられます。

（共同）