ランタンフェス、輝く台湾　日本参加、にぎわう観光客

共同通信によりますと、台湾の国際的イベントの一つ「ランタンフェスティバル」が2月5日、台北市で始まりました。新型コロナウイルスの流行で過去2年は中止や規模の縮小を余儀なくされましたが、今年は茨城など日本の自治体なども参加し、展示会場は多くの外国人観光客らでにぎわいました。

台湾観光局によりますと、ランタンフェスティバルは現地の旧正月に当たる春節から15日目の元宵節を祝う台湾最大のイベントです。台北市中心部の展示エリアには、干支にちなんで巨大なウサギを模したイルミネーションが登場したほか、札幌市の雪祭りや愛媛県の道後温泉など日本の自治体をアピールするランタンも飾られました。来場者は小雨が降る中、スマートフォンのカメラで色とりどりのランタンを撮影するなどして楽しみました。

蔡英文総統は新型コロナの収束を踏まえ「海外からの人たちを受け入れる準備ができている」と語りました。ランタンフェスティバルは2月19日まで開かれます。

（共同）