ニュース

2023年02月01日(水曜日)

洞峰公園 2月1日以降 建設基準法の事前準備へ つくば市からの正式な回答はなく

つくば市にある県の公園、洞峰公園にグランピング施設などを整備する計画で、大井川知事は1月31日、記者会見で、県の公園から市の公園に無償で移すという選択肢について、つくば市から、1月31日までに正式な回答がなければ、2月1日以降、施設を作るための建築基準法上の手続きの事前準備に入ると明らかにしました。

大井川知事は「事務的に公園の無償移管を受けることを検討しているという話はあったが、現時点で正式な回答は聞いていない」と述べました。

県の委託を受けた民間の事業者が洞峰公園にグランピング施設などを整備する計画に対し、つくば市は、住民から不安の声があって、計画は望ましくないとして、公園施設の利用料の値上げなどの代替案で維持管理に費用を充てることを要望していて、両者の折り合いがついていません。

茨城県は、県の公園から市の公園に無償で移すことを提案し、31日までの回答を求めましたが、回答はありません。

大井川知事「事業者は事前協議のための準備に入るため、かかった費用や補償をどうするかということをつくば市と話し合うことになる」

茨城県は2月1日以降、施設を作るための建築基準法上の手続きの事前準備に入り、つくば市からの正式な回答が1日以降だった場合には、県の委託を受けた業者への手数料をつくば市に請求することも検討します。

新着記事一覧