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2023年01月26日(木曜日)
大子町では、久慈川で「氷花」が流れ始める
県北・大子町の久慈川で厳しい冷え込みにより「氷花(しが)」と呼ばれる神秘的な現象が確認されました。川底の石の表面の氷が川面に浮き上がり、シャーベット状のかたまりとなって水面を流れます。
けさ(1月26日朝)の大子町は最低気温が氷点下12.5度まで下がりました。大子町観光協会の職員が午前9時ごろに川を確認したところ、「氷花」がこの冬はじめて流れていました。大子町北部の下野宮地区から袋田地区までの久慈川の流域では、シャリシャリとぶつかりあう「氷花」の様子を写真におさめるカメラマンの姿もありました。
大子町観光協会では「氷点下7度以下の最低気温がさらに続けば「氷花」が流れる可能性がある。袋田の滝も一気に8割程度まで凍っており、大子の風物詩として季節感を観光客にアピールしたい」と話していました。