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2023年02月06日(月曜日)
昨年度の県内のニセ電話詐欺 件数は減少 キャッシュカード盗・オレオレ詐欺が増加
茨城県警によりますと、去年県警が認知したニセ電話詐欺の件数と被害額が、いずれもおととしより減少した事がわかりました。
茨城県警がまとめた2022年の暫定のニセ電話詐欺の被害状況によりますと、認知件数は254件で、おととしに比べ 5件の減少、被害総額は約4億6613万円で、おととしに比べ、1071万円の減少でした。また手口別では、コロナ禍で大きく増えていた還付金詐欺が減少した一方、オレオレ詐欺やキャッシュカード詐欺盗など、受け子に手渡しする形の、いわゆる接触型の手口が増加しています。
茨城県警の組織犯罪対策課は、全国ではニセ電話詐欺の件数が増加傾向にあるのに対し、茨城県内では減少した事について、「高齢者に向けての啓発活動や金融機関との連携を強めた結果だと考えている。ただ、ニセ電話詐欺は被害が県を超えた広範囲に及ぶ機会が多いため、今後も対策を強めていきたい。」とコメントしています。