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2023年01月17日(火曜日)
J2水戸の小島社長 新蹴球場は水戸最有力
プロサッカーJ2、水戸ホーリーホックの小島耕社長は、このほど、Jリーグ1部への昇格に必要な新しいスタジアムの建設予定地について、水戸市内を最有力にして来年度(2023年度)中に決定することを明らかにしました。
水戸ホーリーホックの新しいスタジアムを巡っては、本拠地であるケーズデンキスタジアム水戸の座席が芝生席を含めて1万2000席で、J1昇格の基準に対しておよそ3000席不足しています。このため、水戸ホーリーホックは、建設費およそ100億円をかけて、新しいサッカースタジアムの建設を計画しています。
小島社長は、スタジアムの建設場所として水戸市内を最有力とする理由について、「これまで水戸市や県央地域の皆さんに育ててもらった。新しいスタジアムをプレゼントしたいという気持ちがある」と話しました。
小島社長は、スタジアムの建設場所にならなかった自治体に対して、学校やクラブのサッカー教室などを通じた地域貢献を一層強化することで理解を得たいとしています。また、小島社長は、来年(2024年)のクラブ創設30年を控えて、今年(2023年)のホームゲームの平均観客数の目標を昨シーズンのおよそ3100人から、4000人ないし4500人に引き上げることを明らかにしました。