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2023年01月11日(水曜日)

東海第二原発の再稼働 原電「丁寧に進める」

茨城県や市町村、原子力事業者でつくる「茨城原子力協議会」の「新春の集い」が1月10日、水戸市内で、大井川知事や茨城県選出の国会議員、県議会議員らが出席して開かれました。

東海第二原発の新規制基準への適合工事が今年秋に完了し、来年の夏以降、政府が東海第二原発の再稼働を目指す方針を示す中、茨城原子力協議会の内山洋司会長は「再稼働や開発にあたっては安全性を第一に考え、国民や住民の理解を得ていかなければならない。」とあいさつしました。

 

 

東海第二原発を運営する日本原子力発電の村松衛社長は「新規制基準に対応した工事が佳境を迎えている。工事を安全に行い、一つ一つを積み重ねることが原子力の信頼に繋がる。原子力防災についても事業者として最大限の尽力が求められている。」とあいさつし、記者団には「広域避難計画の策定のサポートや住民への説明など、今後も丁寧に進める」と述べました。

 

 

地元・東海村の山田修村長は「今年は原子力の価値が問われる年。しっかり責任を果たし、国民の信頼を取り戻してほしい。」とあいさつしました。

 

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