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2023年01月08日(日曜日)

東京五輪で正式種目のサーフィン 体験施設がプレオープン 境町

 東京オリンピックで正式種目となったサーフィン。その体験施設が境町にプレオープンしました。
 境町が、サーフィンを多くの人に楽しんでもらおうと、国の交付金などを活用し、3億5千万円をかけて整備したもので、屋外プールに備えられた波を人工的に作ることができる装置で波の大きさも自在に調整できます。

 

プレオープン初日には、都内などからサーフィンの愛好家ら50人がが訪れ、ターンなどの練習をしていました。都内の愛好家は「ずっと楽しみにしていて、やっと出来たって感じです。すごく幸せ。都内から遠いとは思わずに来れそう」と話しました。親子連れの愛好家は「うちの妻もやるし、子供がもうちょっと大きくなれば子供ができると思うので、みんなで楽しめると思う」と話しました。施設では、初心者から上級者までサーフィンを楽しむことができ、正式なオープンは4月が予定されています。

 

施設の運営会社の担当者は「肩や腕をけがしてサーフィンを辞める方がいるが、この施設では「モバイルパドリング」という波をかく作業がなく、立った状態からスタートができるので、いろんな層に受け入れられ、お年を召された方もバリバリできるものになっている」と話しました。

境町では、このサーフィン体験施設も核の1つに位置づけながら、地域の活性化を進めたい考えです。

   

スポーツとしてのサーフィンの普及や、地域の活性化をどう目指すのか。プレオープンとなった4日、運営会社「SPORTFACILITYMANAGEMENT
(スポーツファシリティーマネージメント)」マネージャーの島崎敦さんに伺いました。

 

 

(プレオープン初日ということで、どれぐらいの人が来ているか)
最大で50人、1日で受け付けているが、50人が来た。
(サーフ施設の概要)
ヨーロッパで変わったサーフィンがあり、海でやるサーフィンとちょっと違った仕組みだが、人工で波を立ててサーフィンをする川のサーフィンとなっている。
(波の高さ)
最大で1.8メートルの高さの波を出すことができる。
(海のサーフィンとの違い)
海は通常後ろからうねりと波が出てくるが、川は前から流れてくる波の逆流に対して乗るようなスポーツ。
(どんな種類の波が立つのか)
ある程度自由に調整できるんが、上級中級初級と、20センチから1.8メートルまで変えることができる。
(サーフィンの施設は非常に大きな広さがあるというイメージ)
広いわけではない。割とコンパクト。
(コンパクトでも波を起こすことはできるのか)
特殊な仕組みになっていて、循環してるようなイメージ。
(大会を開いたりとか)
類似の施設で世界大会を開いたことがある。
(境町での開業の経緯)
大井町(東京都品川区)に、オリンピックの予定の期間を盛り上げようという施設が暫定的にあったが、元々期限付きだったので、移転先を探していた。そして、境町をご紹介いただいた。
(必要な敷地の確保というのは比較的スムーズだったのか)
最終的に境町が一番好条件だった。
(サーフィンの競技者の裾野の拡大へのしかけ)
サーフィンをやったことないやったことないお客様が大体8割ぐらい。そういったお客さまも1時間ほどで最終的に波に立てるような状態に仕上がる。
(親子連れの姿も目立つが、何かそういった方々への仕掛けは)
小学1年からできる施設になっている。お父さんに連れられて見学でもいいので、是非遊びに来てほしい。間近でサーフィンの迫力を見てもらえれば。
(サーフィンに興味がない人に何かを惹きつける魅力づくりみたいなものがあれば)
海のサーフィンだと、やっている人が遠かったりと臨場感はないが、ここでは、目の前で水がかかるぐらいの距離感でサーフィン見えるので1回見てきていただければ。かなりクセになると言うかあのやってみたいと思えるんじゃないか。
(競技の魅力はどのように感じさせたいか)
肩とか腕とか悪くされてサーフィンやめるかたも、ここでは波をかく作業がないので立った状態からスタートができる。色んな層に受け入れられるといるので、結構お年を召されたかとっても全然バリバリできるものになっている。
(おととしの東京オリンピックの正式種目になったサーフィンの施設を設けることの良さとは)
サーフィン行ったことないか方のタッチポイントになりやすい施設になる。海に行くのは少し抵抗がある方にも割とハードルが低い。
(練習にはどのように使ってもらいたいか、移住については)
いろんなところからアクセスが良い。海に行くなら遠いって方は是非こちらに来ていただければ。移住なども期待している。

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