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2023年01月08日(日曜日)
城里町の養鶏場で鳥インフル発生の疑い 簡易検査で陽性反応
茨城県は、城里町の養鶏場で死んだり弱ったりしているニワトリの簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表しました。鳥インフルエンザと確認されれば、県内では2022年11月のかすみがうら市、2022年12月の笠間市に続き、3例目の養鶏場での鳥インフルエンザの発生になります。
県が記者会見を開いて発表したもので、県によりますと、8日、城里町の養鶏場で、管理者から「ニワトリが多く死んでいる」と県北家畜保健衛生所に通報があり、検査の結果、死んでいたニワトリから陽性反応が出ました。9日午前には、遺伝子検査の結果が判明される見通しで、鳥インフルエンザウイルスが検出されれば、この施設のニワトリはすべて、殺処分される見通しです。
これまでに、卵や鶏肉を食べることで鳥インフルエンザウイルスが人に感染した例は確認されていないということで、茨城県は県民に対し、冷静な対応を呼びかけています。