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2023年01月05日(木曜日)
茨城県、コロナ8波の患者受け入れ つくば市に臨時医療施設を開設
流行期に入った季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの第8波の患者を受け入れようと、茨城県は1月5日、 つくば市にトレーラーハウスを使った臨時の医療施設を開設しました。
県保健医療部によりますと、流行期に入った季節性インフルエンザと新型コロナウイルスを合わせた発熱外来の受診者の数は最も多い時で、一日あたりおよそ2万人、入院患者は1200人にのぼると見られています。
これに対して、県内の医療機関で確保している病床の数は1000人分であるためピークの時は入院ベッドが不足する恐れがあります。このため、県では、つくば市南原にある日本財団の敷地を無償で借り、災害の時に仮設住宅として使われるトレーラーハウスを連結させて、1月5日、臨時の医療施設として開設しました。施設には、中等症の患者200人分の病床と発熱外来の対応施設が確保され、2人の医師と30人程度の看護士、それに、薬剤師や介護スタッフが常駐しています。開設期間は2か月間の見込みです。