茨城県部活動の運営方針を改訂 中高の平日部活は上限2時間　来年4月から

茨城県教育委員会はこのほど、中学校や高校での部活動で、一日の活動時間を2時間までとするなど適切な休養時間を確保できるように『部活動の運営方針』を改訂し、市町村の教育委員会などに伝えたと発表しました。

部活動の運営方針は生徒の心と身体の健全な育成と教員の長時間労働の縮減などを目的に3年前に作られました。　今回の運営方針の見直しは今年5月、有識者で作る会議が部活動を学校から地域へ移行することを目指して、活動時間の遵守や見直しの徹底を求めたことを踏まえて行われました。新しい運営方針では1日の活動時間について、これまで平日は中学、高校とも「2時間程度」としていたものを「2時間を上限とする」に改められました。特別支援学校も「1時間30分が上限」とされました。また、学校のホームページでは部活動の計画だけでなく、実際に何時間活動したか、実績も公表するように求めています。

改訂された部活動の運営方針は来年4月から運用が始まります。

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