ニュース
2022年12月19日(月曜日)
自治会と小学生 花の植栽活動
東海村の村松地区自治会のメンバーらが、季節の花を植栽しました。地域との交流を深めることを目的に、近くの照沼小学校の1年生から6年生の児童46人も参加しました。
国道245号沿いの村松コミュニティーセンターでの活動は、2007年頃から取り組んでいて、その季節に合わせた花を植栽しています。交通量の多い交差点に近い、センターの花壇に「ビオラ」と「パンジー」、660株を植えていきました。
児童たちは世代間の交流をしながら、自治会のメンバーから植えるコツを教えてもらい作業に取り組んでいました。参加した児童は「花がよく成長できるようにあんまり雑に扱わないように花を植えました」「よく成長してほしいって思いながら花を植えました」などと話していました。
村松地区自治会建設環境部会の佐藤昇さんは「コミセンは地域の中心なので、中心的存在として、大切にしたい」と話します。
照沼小学校の川又恵美教頭は「高齢者などはいろいろ知恵をお持ちになっている。他の子供達にも伝授して頂いている。学校でも、地域の資源を子どもたちにつなぐ取り組みをしているので、狙いに合った取り組みになっている」と話しました。
参加者たちは、世代間交流の一環として、多くの人々との交流を楽しみ、保護者も詰め掛け、親子連れでにぎわいました。
この日は、多世代に共通する課題の1つ、防災の講習も行われ、防災士で、LuckyFM茨城放送の菊地真衣アナウンサーが、7年前の常総水害での逃げ遅れを事例に挙げ、災害が起きたときに多くの人が抱いてしまう「逃げ遅れ」の原因となる心理「正常性バイアス」を紹介「(祖母は)自分の住んでいる家が大丈夫だろうと言っていたが、いざ蓋を開けてみると大水害になってしまった」と振り返りながら、災害時の早期避難を呼びかけました。
そして「逃げよう」という気持ちが生まれやすくなるよう、日頃からの防災の備えを呼びかけました。