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2022年12月16日(金曜日)

常総市、アグリサイエンスバレー部分開業

 

食と農、健康、防災機能などが集まる圏央道・常総インターチェンジ近くの産業団地「アグリサイエンスバレー」が観光いちご農園を皮切りに部分開業することになり、12月15日関係者によるセレモニーが開かれました。

 

 

常総市のアグリサイエンスバレーは、農業従事者の高齢化や後継者不足、人口減少など地域の課題解決や鬼怒川水害からの復興の象徴として圏央道と国道294号線が交差する常総インターチェンジ近くのおよそ45ヘクタールで整備が進んでいる事業です。

15日は観光いちご農園が12月17日先行オープンするのに合わせて関係者が出席してテープカットなどのセレモニーが行われました。常総市の神達岳志市長は「農業と科学が融合した地域の拠点になる」と挨拶しました。

 

 

17日オープンする観光いちご農園「グランベリー大地」はいちごのプランターをリフトのように上下に動かせるほか足の不自由な人もいちご狩りを楽しめるように車椅子の通路も確保しました。カフェやスイーツの販売もあります。吉原将成社長は「たくさんの人を呼ぶことが最優先だ。市や県の活性化につなげたい」と話しました。

 

 

常総市によりますと、来年の3月までに農産物などの直売所「道の駅 常総」とミニトマトの栽培施設がオープンする予定です。その後の4年間で、物流拠点や天然温泉、都市公園もオープンし、年間の集客は80万人から150万人を目指すということです。

 

 

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