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2022年11月17日(木曜日)
常陸大宮市で文化財を特別公開する 集中曝涼開催
神社や寺などに保存されている美術品や書物などの文化財を虫干しを兼ねて一般公開する集中曝涼がこのほど、常陸大宮市で、3年振りに行われました。
曝涼は、虫やかびが付くことを防ぐために風通しをよくして日光に当てる、いわゆる虫干しのことで、複数の場所で一斉に行うため、集中曝涼と呼んでいます。 今年の集中曝涼は、11月11日と12日の2日間、常陸大宮市内の寺院など6カ所で行われました。今年6月に国の有形文化財に登録された元造り酒屋の建物「岡山家喜雨亭」が一般公開されたこともあり2日間でおよそ2000人が訪れました。
新型コロナの影響で、3年振りの開催となった今年の集中曝涼では、教育委員会の職員やボランティア、合わせて40人程が検温や会場の換気などコロナ対策を万全にして行ったということです。