有機農業の産地見学会とニンジンの収穫体験 常陸大宮市

化学肥料や農薬を使わない有機農業や有機農作物への理解を深めてもらおうと、常陸大宮市内の畑でこのほど、消費者や地域の住民を対象にした産地見学会とニンジンの収穫体験が行われました。

産地見学会は、常陸大宮市や筑西市で有機農法で野菜を栽培している農業法人のレインボーフューチャーが常陸大宮市に持っている畑で行われました。参加者は有機栽培や収穫の方法について説明を聞いた後、ニンジンを実際に土から引き抜いて、持ってきた米袋などに詰めていました。常陸大宮市の給食センターに勤める50代の女性は、給食現場でも注目が高まっている有機野菜について理解を深めようと参加しました。

この産地見学会は茨城県県北農林事務所と常陸大宮市、それに株式会社レインボーフューチャーが共同で開いたものです。レインボーフューチャー代表の大和田忠さんは「見学会を通して、有機野菜を作る大変さを知ってもらい、有機農業に興味をもってもらえたらうれしい」と話していました。